30代パパのちょっと夢見る成長記録

30代一児のパパが、今より少し豊かな暮らしを目指す成長記録です。仕事・節約・筋トレをメインに情報を発信しています。

図書館が想像以上に便利な件について

みなさんこんにちは。ゆうです。

読みたい本がいつでも無料で読めるサービスがあったら使ってみたいと思いませんか?

 

そんなサービスあれば使ってるよ、と言われそうですが意外と身近にあるんです。

そう、図書館。

 

最近、図書館の便利さに驚きが隠せません。

せっかくなので図書館の凄さについて少し語ってみます。

図書館を利用すれば本代をかなり節約できます。ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

  • カード作成から借りるまでサクサクお手軽
  • 古い本ばかりというイメージは幻想だった
  • 所有しないという選択

 

カード作成から借りるまでサクサクお手軽

たまたまYoutubeの節約動画を見た時に、本を読むなら図書館を活用すべきと紹介がありました。

ちょうど妻が娘用に絵本を借りていたので、試しに私も図書カードを作ってみることに。

場所にもよりますが、私が住んでいる地域は身分証を見せればその日に作れてしまいます。多分10分くらいで図書カードをもらえました。

今は電子書籍も借りれるそうで、電子書籍の手続きも合わせて10分ちょいなのでお手軽でした。

 

本を借りる時は、ユニクロのセルフレジのような感覚で、本を台に置きカードをかざすだけ。

わざわざ紙に書く必要もなく、窓口の方ともやり取りはないです。慣れればたぶん20秒ぐらいじゃないでしょうか。

返す時は返却ポストにポイと入れるだけ。ここまでノーコスト。無料です。

少し前まで本を買う時はAmazon Primeでポチポチしていましたが、今は節約志向が強まり、ネットで買うのを控えるようになりました。

毎週1冊のペースで買うと、1冊だいたい1,000円だとして月に4,000円もかけていたんですよね。年間48,000円。意外と馬鹿になりません。

 

古い本ばかりというイメージは幻想だった

私が図書館を利用した記憶は、小学生の時に『はだしのゲン』を借りた時のまま止まっていました。

小学生の私が抱いていた図書館のイメージは、古くてあんまり楽しくなさそうな本が沢山置いてある場所でした。

たぶん私が字を読むのが好きではなく、漫画ばかり読んでいたからそう思い込んでいたのだと思います。

 

図書館は古臭い。そんなイメージはただの幻想でした。

結構、いや、かなり新しい本も揃っています。

わざわざ自分で買わなくても、だいたい調べたい分野の本は揃っています。

仮に読みたい本がピンポイントでなかったとしても、関連する書籍があるのでそこまで不便に感じません。

本当に読みたければリクエストすることができるので、期間さえ待てば読めます。

もっと早く図書館の便利さに気付きたかった。。

 

所有しないという選択

本の処分、意外と大変です。

転職活動が一息ついたこともあり、家の大掃除をしていたのですが、今まで買った本が段ボール箱にぎっしり。3箱分あったので、たぶん60~70冊はあったのでしょうか。

メルカリで売れるものは売りさばき、これはさすがに売れなさそうだなという本は紐で縛って処分しました。

新品で買った本は、状態が良くても意外と高く売れにくいです。粘れば売れるんでしょうが、すぐに売りたかったので値段はだいぶ妥協しました。

売上が計上されるので儲かった気分になりますが、実質赤字です。工数も持ってかれるのが辛いですね。

中古で買った本はほぼ買値通りで売れるので、手数料引かれるぐらいで収まります。上手くやれば利益も微々たるものですが出ます。

それを差し引いても、処分した本の購入金額を足すと果たしていくらになるのか。怖くて計算する気にもなれませんでした。

所有をしなければ、家のスペースを圧迫することもないですし、処分に時間をかける必要もありません。

 

本当に新品でなければ手に入らない本でない限り、これからは中古で買うか、図書館で借りる選択肢しか私のなかではありえません。

自分の成長につながるものには投資をするべき。そう本で読んでから、湯水のごとく本にお金をかけてきましたが、図書館で事足りる本が大半でした。

お金の使い方、まだまだ勉強が必要です。。

 

今回は図書館の凄さについて語りましたが、もしちょっとでも興味を持った方は近くにある図書館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

転職活動をやる前に知っておきたかったこと

みなさんこんにちは。ゆうです。

このブログでは、30代未経験からSaaS業界へ年収アップで転職した私が、内定を獲得するために実践してきたことについて発信しています。

私は2022年1月から転職活動をスタートし、約3ヵ月間で内定をいただくことができました。早い期間で内定を獲得できたように思えますが、2年前、5年前にもトライして失敗した経験があります。ですので、体感としては転職を決意してから実質5年越しで内定が出た気分です。

もっと早く知っていればこんなに長い期間をかけず転職活動を終えることができたのに。そう思えるような気付きがいくつかありました。

そこで今回は、転職活動を行う前に知っておきたかったことについて書いていきます。これから転職活動をしようと考えている方の不安が少しでもなくなると幸いです。

目次

  • きっかけを大事にする
  • 職務経歴書の作成さえ乗り越えればあとは受けるのみ
  • メンタル維持が一番大変だけど重要
  • 退職なんて怖くない

 

きっかけを大事にする

皆さんは何がきっかけで転職活動を始めようと思いましたか?

私は年末年始の休暇が3日間、ひどい時は2日間しかないことに妻が我慢できなくなったことがきっかけです。自分ではもう仕方のないことかなと半ば受け入れてしまっていましたが、妻が「年末に家族団らんの時間が取れないのはもうさすがに我慢できない」と限界に達してしまいました。じゃあ今年中に転職するからと慌てて年始から転職活動を始めました。妻のこの一言がなければ、まだ前職を続けていたかもしれません。

転職活動を絶対にしないといけないわけではないですが、私の場合は転職活動を行ったことでキャリアアップに成功しました。年収は60万円上がったのですが、これを前職で達成しようとすると5年かかる計算でした(半年5,000円アップ)。我慢して続けることだけが正解ではないと思えた瞬間でした。

また、立場上さまざまな社歴、ポジションの社員の給与を見る機会がありました。あきらかに優秀な若手が、活躍できていないベテランよりも安い給料で働いているのです。現状維持に必死で、自分の保身に命を懸けているような中途メンバーが、積極的にチャレンジをしている若手より給与が高い。悲しいですがそれが現実でした。自分のなかで何かしら不満があれば、迷わず転職を勧めます。

少しでも転職活動をしようと思ったきっかけを大事にしてください。逃すとまた動けなくなってしまいます。いつしか動けないことを自分で正当化し始めます。私がそうでした。ノリでエージェントに登録するでも何でも良いです。とにかく現状を変えたいのであれば行動です。

 

職務経歴書の作成さえ乗り越えればあとは受けるのみ

転職活動で一番ネックなのは職務経歴書の作成です。書類選考を通過する職務経歴書はどうやって書けばいいのか正直わからずでした。自分で全て完成にもっていこうとすると心が折れてしまいます。なので、ある程度形に持っていき、その後はエージェントの添削を受けながら進めると詰めの作業が楽でした。

正直、職務経歴書さえ仕上がれば、あとは受けたい企業にエントリーし、結果を待つのみです。最初で最後の山だと思い気合を入れましょう。面接は日時が設定されるので否が応でも受けますが、職務経歴書の作成期限は自分で決めるのでダラダラと先延ばしにしてしまいがちです。一生同じ企業で働くということであれば問題ないですが、いつか転職活動をするのであれば、一度完成させておくといざという時動き出しやすいです。仮に今回面接を受けるまで進まなかったとしても、フォーマットがあるとないとでは作成にかかる時間がだいぶ変わります。同じ職場で仕事を続けるにしても、何を目的に働くかを見直せる機会になります。

職務経歴書の作成が終わった段階で、もう転職活動の5割は終了したようなものです。面接を受ける権利を獲得するためにも、まずは形にしてみましょう。

メンタル維持が一番大変だけど重要

面接で落ちると、自分という人間が否定されたみたいで相当凹みます。ただし、メンタルがやられてしまうと、もう転職はいいやと諦めてしまいます。諦めずに続けたとしても、次はもう落とせないというプレッシャーを感じすぎてしまい、結果また落ちるという負のループもありえます。だからこそ、落ちた後もずっと落ち込んだ気持ちを引きずらないことが大切です。

ここで言いたいのは、本気で行きたかった企業が、必ずしも相手側も同じくらい求めているわけではないということです。憧れの企業だと受けてみても、面接官との相性がいまいち合わないなどざらにありました。同じことを話しても、受け手によって全くリアクションが変わります。ある種巡りあわせだと思い受け入れるしかないのです。

私も2、3社受かると嬉しいなと思える企業があったのですが、二次面接まで進んだ後落ちてしまい、猛烈な脱力感に襲われました。受かれば転職活動を終えられると希望を抱いた矢先、それが一瞬で刈り取られた感覚でした。

自分でコントロールできる領域は限られます。面接の合否は、可能性を高めることはできてもコントロールすることは不可能です。限られた会社だけに捉われることなく、積極的に視野を広げましょう。

これは全員に通ずるものではないかもしれませんが、選考中の企業を増やすとメンタルを保ちやすいです。私の合言葉は「全ての企業が落ちる可能性は2048分の1」でした。これは私が11社の選考を進めており、その全ての企業が落ちる確率です。単純に2を11乗した数字ですが、この数字を計算すると安心しました。どんなにヘマしても2048分の1を引く気がしなかったからです。自分なりに数字の根拠を示すと、ただの自己暗示にならず説得力が増すのでオススメです。

退職なんて怖くない

退職交渉は色々と辛い思いをしましたが、私が辞めても部署が回らなくなるということはありませんでした。退職を願い出た際は、今辞められたら正直困るから3ヵ月は続けてほしいと言われましたが、就業規則通り退職の旨を伝えてから1ヵ月で辞めても何ら影響はありませんでした。

影響がないよう陰で努力をしてもらったのかもしれませんが、そこに申し訳なさを感じてズルズル先延ばしにしてしまうと、自分自身のチャンスを見失います。罪悪感がゼロではありませんでしたが、私にも譲れないものがあると確固たる決意をもとに交渉し、希望通りの期間で退職を実現しています。退職後在籍している社員と連絡を取る機会がありましたが、運営は特に問題ないとのことです。

経営者側からすると、少しでも長くいてもらったほうが都合が良いので、使えるものは使っておきたいという思考です。それを色々な言い回しで伝えられますが、真に受ける必要は全くありません。自分の人生を大切にしましょう。

私が退職交渉の際に意識していたのは、会社や所属するメンバーに対する愚痴は絶対に言わないことです。愚痴を言ってしまうと、解消に努めるから残ってほしいなどと辞める理由をなくす流れへ進められてしまいます。仮にその問題が解消されたとしても、一度辞めると申し出たメンバーへの不信感は消えないため、仕事を任せてもらいにくくなります。その状態は双方にとっても良くないので、魅力的な条件を出されたとしても冷静に考えましょう。なかには親身になって引き止めてくれる方もいると思いますが、私の周りにそんな方はいませんでした。自分の人生の舵取りは自分でやるしかないのです。

 

以上、今回の記事は「転職活動をやる前に知っておきたかったこと」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

読んでくれた方の転職活動が上手くいくよう心から応援します。

【5社内定獲得】私が実践していた面接の事前準備

みなさんこんにちは。ゆうです。

このブログでは、30代未経験からSaaS業界へ年収アップで転職した私が、内定を獲得するために実践してきたことについて発信しています。

今回は私が実践していた面接の事前準備についてです。

2度の転職活動挫折の後、3度目の正直で晴れて転職に成功した私ですが、幸いにも5社から内定をいただきました。5社も内定を獲得できた理由は、事前準備を入念に行ったからだと振り返ります。

なぜ2度も転職活動で失敗してしまったのか。原因は色々と挙げられますが、全ては準備不足につながっていました。準備不足だから自信が持てずに緊張してしまう。準備不足だから回答から軸が感じれられない。準備不足だから志望理由が薄い。あらかじめ考えておかないと上手く答えられるわけがありません。言われてみればその通りでしかないのに、忙しいからと準備を怠ったのが過去の私です。最終面接まで進んでいるにも関わらずです。もちろん準備はしました。けれどもそれは準備をしたつもりになっていただけでした。最終面接に2社落ちた時の絶望感は今でも忘れられません。面接後に「これで落ちたらまた次があるから大丈夫」と無理やり自分を慰めていたのがまあなんとも惨めでした。すみません、話が逸れてしまいましたね。

3度目の転職活動は、ピーク時に11社同時に選考が進む過密なスケジュールでした。現職の仕事があり、パパとして育児の手伝いもありで限られた時間しかありませんでした。それでも、これ以上後悔はしたくないと思い、とにかく事前準備に力を入れました。結果、企業が求める人物像やスキルを意識した一貫性のある受け答えができるようになり、5社から内定をいただくことができました。

今回はそんな面接の事前準備について、私の経験を交えながらお伝えしていきたいと思います。

効率的に、要点を押さえて事前準備を進め、転職活動をなんとしても成功させたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

  • 面接は受ける前の準備で8割決まる
  • 意外と準備をしていない候補者が多いからこそチャンス
  • 面接の事前準備で私が実践していたこと

 

面接は受ける前の準備で8割決まる

大切なことなので何度も述べますが、面接は受ける前から勝負が決まっていると思ってください。志望度の低い企業ならまだしも、絶対に行きたいと思える企業であればたとえ忙しくても入念な準備を行うべきです。

私は大学時代、横浜駅にある某イタリアンレストランのキッチンでアルバイトを4年間していました。当時お世話になった料理長がよく言っていたのは「飲食店は仕込みが8割」です。野菜や肉のカット、下処理、準備できることはディナー前に仕込んでおく。そうすることで、ピーク時も素早く料理が提供できるわけです。

面接でも同じことが言えます。未経験職へのチャレンジであればなおさらです。時にはアドリブ力が問われる場面もありますが、基本的に聞かれる内容はほぼ決まっています。あらかじめ聞かれる内容がわかっているのに準備しない手はありません。面接は一本約60分の一発勝負。事前準備の有無は思った以上に表れやすいです。

 

意外と準備をしていない候補者が多いからこそチャンス

誰に決められるわけでもなく自分で転職を望んだはずなのに、意外と準備を入念に行わない方が多いです。かくいう私も昔はそうでした。自分で言っておいて恥ずかしい。

私は幸いにも現場責任者として一次面接の面接官を担当させていただく機会がありました。志望理由や転職の軸など気になる質問を投げかけるのですが、その場で考えたような答えが返ってくることが体感的に多かったです。準備不足な方が多いか少ないかは、受ける業界や募集ポジションの年収にも左右される内容のため一概には言い切れませんが、少なくとも、準備をしてきたことが伺えて、芯があり将来性が感じられる方はそれだけで魅力的に映りました。だからこそ、事前準備の大切さに気付くことができたのです。

 

面接の事前準備で私が実践していたこと

早速ですが、面接の事前準備では想定質問の回答文リストを作成していました。作成後、見ずに書き出す練習や、どうしても押さえておきたいワード(企業理念やビジョン)は声に出してインプットしました。私は声に出す練習はそこまで行わず、書き出す練習がメインでした。ここは好みが分かれるかもしれません。声に出したいのであれば、一度書き出した後、試しに練習で面接を受けてみるのがてっとり早かったです。緊張感のあるシチュエーションで、脳が瞬時に、強制的に記憶を呼び起こそうとするので一番練習になりました。

リストを一から作成することもできなくはないですが、エージェントと日程調整を行うタイミングでいただけることがほとんどです。企業ごとにある程度質問の傾向があり、求める人物像についても共有があるので、大いに活用しましょう。インターネット上で「面接 想定質問集」と調べても出てきますので困った時は調べてみましょう。当時私が想定していた質問集を例として載せておきます。

 

・自己紹介

・大学の進学理由

・現職を選んだ理由

・転職理由

・会社の志望理由

SaaS業界を選んだ理由

・現職で一番実績を出せた話(定量ベース)

・実績を出せた要因

・もう一度その時に戻れるとしたら何を改善するか

・周りからどんな人と言われるか

・強みと弱み

・未経験職種に対して今までの経験でどんなことを活かせるか

・面接企業のサービスに対する課題と打ち手

・今までで一番の挫折とそれをどう乗り越えたか

・入社後どんなことに挑戦したいか

・3年後、10年後のキャリア

・入社する企業を選ぶ判断基準

・他に受けている企業とその理由

 

記載した内容は、瞬時に答えられそうで意外と難しいです。また、仮に答えられたとしても、求める人物像と重ならない内容であったり、回答自体が長く論理的でなかったりすると残念な結果を招いてしまいます。ざっと洗い出しても18個の質問。エージェントからくる面接対策に関するメールもとにかく長文です。見ただけで拒否反応が出てしまいますよね。それでも、やらないことには他の候補者に勝てません。

ポイントは、回答全体を通して一貫性が感じられるように、軸に沿って作成することです。一つひとつの質問を点で考えてしまうと、面接が進むにつれて矛盾が生じ、不信感につながってしまいます。

大学はどうやって決めたのか、なぜ現職を選んだのかなどバックボーンから深掘っていき、最終的に転職で実現したいこととつなぎ合わせて作成すると、ストーリー仕立てになり、面接官に伝わりやすい内容になります。また、自分の気持ちに嘘をつく必要はありませんが、企業が求める人物像やスキルと作成した回答文に重なる部分があるかどうかは必ず確認しておきましょう。

 

回答文を作成するにあたり、企業分析や業界知識の把握は欠かせません。企業分析でオススメなのが、決算説明資料の確認です。なぜなら、株主にとって重要な内容をスライド形式でまとめてくれているので、企業の歴史や直近の成績、業界内における強みなどを網羅的に把握できます。なかなか質問で聞かれることはないですが、過去3年間の業績に目を通しておくと本番の自信にもつながります。メンタル面だけでなく、会社の規模やスピード感が把握できるので、面接官と対話をする際にギャップが生まれにくいです。

決算説明資料がない場合は会社説明資料がないか探してみましょう。それでもなければ代表メッセージや、ミッション、ビジョン、バリューについて書かれたページを確認します。さらに現場目線の具体的な内容を知りたい場合は、企業HPやWantedlyに載っている社員インタビューを読んでイメージを湧かせましょう。エージェントやスカウト経由で興味を持つ企業が多いと思いますが、受け身な姿勢で面接に臨むと厳しいです。ものの数分でスタンスは見透かされてしまいます。自分ごととして語れるような準備をしましょう。

 

私の場合、はじめは想定質問の回答文をワードで作成するのに半日から丸一日かけてしまっていました。ですが、一度作成してしまえば一気に楽になります。別企業にも応用できるので長くても2~3時間でまとめられます。作成した回答文は面接後にアップデートを行いましょう。自分で振り返るのと合わせて、エージェント経由で企業からいただいたフィードバックをもとに修正しましょう。面接後の修正作業は1時間もあれば終えられますし、特に懸念点がなければ作業なしということもありました。仮に一度面接が上手くいったからといって気を緩めず、常に改善の意識で取り組むことが重要です。

企業分析も同様で、慣れないうちは半日かけて理解を深めていましたが、慣れれば1時間で事足りるようになってきます。選考プロセスが進むにつれ会社の理解度も深まるので、最初が肝心といっても過言ではありません。私の場合はただ漠然とサイトや資料を眺めるだけだと全く頭に入ってこなかったので、重要だと思う内容を手元のA4用紙に箇条書きで書き出すようにしていました。紙に書くのが面倒という方は、パソコンのメモ帳に書き出してみるのもありです。個人的には、ペンで書くかタイピングするかにそこまで大きな差は感じませんでした。補足ですが、目的をもって分析をすることも効率化につながります(例えば、志望理由を固めたいから企業理念を調べるなど)。

 

最後になりますが、想定質問の回答文作成も企業分析も、アウトプットを積み重ねていくことが大切です。頭では理解できていても、面接でしっかり相手に伝わらなくては意味がありません。私もとにかく手を動かし、頭で考えていることを文字に起こす作業に力を入れました。おかげで頭が整理され、事前準備の質を高めていくことができました。いきなり完璧は求めずに、一度内容を仕上げた後は恐れず面接にトライしてみましょう。振り返りを通じて、たしかな手ごたえを感じるようになってから、本命企業の面接に臨めば、きっと質の高いパフォーマンスを発揮できます。少しでも参考になったという方は、ぜひ今日から試してみてください。

 

以上「【5社内定獲得】私が実践していた転職活動の進め方」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

未経験者が一度の転職活動で何社面接を受けるべきかについて

みなさんこんにちは。ゆうです。

このブログでは、30代未経験からSaaS業界へ年収アップで転職した私が、内定を獲得するために実践してきたことについて発信しています。

 

今回は「未経験者が一度の転職活動で何社面接を受けるべきかについて」私の考えを述べてみたいと思います。

まず結論から申し上げると、同時に3~5社と少数で受けるのではなく、

10社前後大量に面接を受けたほうが良いというのが私の考えです。

 

現職もある方だと面接対策や日程調整などでなかなかに忙しくなるかと思います。

よく耳にするのは、希望群ごとに2~3社をまずは受けてみて、いずれもダメだった場合は次の群を受けるというやり方です。

たしかに10社も受けるより3~5社のほうが時間にもゆとりができるので、1社ごとにじっくり準備ができそうですよね。

それでも私が10社前後受けることをオススメする理由や、デメリットについてこれから触れていきます。

 

目次

  • 10社前後大量に面接を受けるべき理由
    1. 面接で落ちてもメンタルに響きづらい
    2. 複数内定をもらいやすく、結果として年収アップにつながる
    3. 面接が短期間で上達しやすい
  • 一度に多くの面接を受けるデメリット
    1. 過密スケジュールのため単純に忙しくて大変になる
    2. 優先順位が低い企業の面接も受ける必要が出てくる
    3. 企業分析が薄くなりやすい
  • 私の媒体別通過率について

 

10社前後大量に面接を受けるべき理由

冒頭でお伝えした"10社前後大量に面接を受ける"理由について順に述べていきます。

1.面接で落ちてもメンタルに響きづらい

一番心強かった理由です。

私には過去2回転職活動で挫折した経験があるのですが、その際は受けたい企業数をある程度絞り、多くても一度に5社同時進行となるように進めていました。

経験を直接活かせるような業界や職種の選び方であればそれでも問題なく進むと思います。

 

しかし、私の場合はいずれも業界・職種ともに未経験の領域を応募していました。

結果、面接が上手くいかず、選考が進んでいた5社とも落ちることに。

残り1社となる前に追加で企業へ応募をしていくのですが、当時は永遠に終わらないような錯覚に陥りました。

残っている企業の面接に対するプレッシャーが尋常ではなかったことも鮮明に覚えています。

ある程度チャレンジングな転職活動とわかっていながら、根拠のない自信があり、少数精鋭で攻めてしまっていたわけです。

 

一度に多くの選考が進むのでたしかに忙しかったですが、その分落ちても次がある安心感がありました。

志望度の高い企業に落ちたとしてもダメージが以前より少なかったです。

なので、選考中の企業数を増やしておくと、面接時のパフォーマンスに悪影響が出にくいです。

 

2.複数内定をもらいやすく、結果として年収アップにつながる

全く行く気のない企業から内定をいただいても意味はありませんが、志望度の高い企業からなるべく多くの内定を同時期にもらうことで年収アップにつながります。

なぜなら、他社の提示金額を伝えることで、年収を容易に引き上げられるからです。

 

ご存じかもしれませんが、転職活動では内定をいただいた後「オファー面談」で年収や勤務開始時期について交渉を行います。

私も転職活動を行っていて面白いと思ったのが、内定をいただく前と後では立場が一気に逆転する現象が起きる点です。

常に求職者と企業の立場は対等であるべきですが、実際はそうではありません。

面接を受ける側は圧倒的に立場が弱いです。

ですが、内定通知をいただいた後は、正式に内定を受諾するのか、辞退するのか、決定権は内定者にあります。

今まで立場が弱かったのが嘘みたいに強くなるのです。

 

当然ですが、それは企業側にどうしても入社してもらいたいと思っていただけることが前提です。

オファー面談の段階で提示される年収は決定しているので、最終面接後にエージェント、もしくは企業の採用担当者へ他の選考中企業について伝えておくことがポイントです。

何の根拠もなく高い希望年収を伝えても、ただ印象を悪くしてしまう可能性があります。

実際に他社から提示されている金額を伝えることで、交渉を優位に進められます。

そのため、一度に大量に選考を進め、複数内定をいただく確率を上げておくことをオススメします。

 

3.面接が短期間で上達しやすい

とてもシンプルな理由ですが、沢山面接を受けるので面接が上達しやすいです。

ここで、模擬面接を受けて準備をしておけば良いと思われた方もいらっしゃると思います。

転職活動でどこかしらエージェントに登録すると間違いなく模擬面接の案内がくると思います。

 

私も模擬面接はエージェントと2回行いました。

たしかに気づきもありましたが、個人的にはそこまで意味がなかったように思えます。

なぜなら、模擬面接をエージェントの方と行い、

「特に問題ないので、この調子でいけば一次面接は通過しそうですね」

と言われた矢先落ちたからです。

 

その言葉に慢心してしまったのか、本番は緊張してアピールし切れなかったのか、たまたま面接官との相性が悪かっただけなのか。

理由は不明ですが、面接中の手ごたえが全くなかったのはたしかです。

 

模擬面接を受けることで何が怖いかというと、エージェントのフィードバックに頼り過ぎてしまう危険性です。

エージェントの言葉を信じるがあまり、自分の頭で考えなくなる恐れがあります。

本番の面接を通じて、本質的な改善を自分自身で促せないと面接突破は厳しいです。

勿論他人の評価を誠実に受け止めることは大切ですが、結局のところ落ちて一番損をするのは自分自身です。

絶えず本番を経験し続け、粗削りながらも自分自身で面接の質を磨き上げていくしかないのです。

 

幸い、現在はWeb面接が主流です。移動時間や交通費が発生しない分、言ってしまえば己の時間が許す限り面接が受けられます。

企業側への感謝を忘れず、経験値を積み上げる場として活用しましょう。

 

「量は質を凌駕する」という言葉があります。

面接を受け続けると、ハマった回答、そうでない回答、自分が本当に大事にすべき軸など、たしかな手ごたえを感じ始めます。

初対面の方と何度も何度も面接を行うことは大きなストレスがかかりますし、ましてや面接で落とされるとなるとショックで落ち込む時もあると思います。

ですが、そういった苦しい局面から逃げ出さずにやり抜くからこそ、明るい未来が待っているのだと私は信じています。

恐れずに何度もチャレンジあるのみ。

 

一度に多くの面接を受けるデメリット

続いて、経験上デメリットと感じた点について述べていきます。

1.過密スケジュールのため単純に忙しくて大変になる

そのままの内容ですが、選考中の企業が多すぎるとスケジュール管理や事前準備やらで物凄く忙しくなります。

私は一児のパパでもあるので、現職+育児がメインで、ひと段落がついたら面接対策&面接本番と落ち着く暇がありませんでした。

面接は多い日で一日に3社受けたこともあります。

転職活動終盤は、6日間連続で面接が入っていたことも。

 

その分、面接が入っているからこそ"もう恐れずただただやるしかない"と腹を括れたのも事実です。

ある種の面接ハイのような状態になるので「ハードルが高そうだからどうせ受けても落ちるだろう」と変に弱気になることもありませんでした。

志望度が高い企業が落ちたところで何のその。

10社を超える企業のうち1社落ちたとしても、気に病まなくなります。

行きたかった企業なだけに悔しいのに変わりはありませんが(泣)

 

2.優先順位が低い企業の面接も受ける必要が出てくる

面接を続けていくと、会社や面接官のフィーリングが非常にマッチするなどして志望度が上がる企業が生まれる一方、相対的に優先順位が下がる企業も生まれます。

つまり、そこまで気乗りしない状態でも面接を受けなくてはいけない状況が、選考中の企業が多い場合発生しやすいです。

優先順位が低いまま受けて良いものなのか、億劫になるタイミングもありました。

私も実際に最終面接や内定を複数社辞退しています。

 

ですが、さまざまな企業の面接を受けたからこそ、見識が深まり、結果的に第一志望の企業に納得感が生まれます。

例えば、企業のブランドイメージばかりが先行してしまい、有名企業だから優先順位が高い、という理由だけで決めてしまうこともあるのではないでしょうか。

冷静に比較検討ができる環境をしっかり用意しておくことで、自分自身の軸や将来のビジョンと照らし合わせて、納得のいく企業選択ができます。

 

3.企業分析が薄くなりやすい

一つの企業にかけられる時間が少なくなると「とりあえず理念やミッションを調べておこう」と分析が甘くなる可能性があります。

また、闇雲に10社も20社も選考を進めてしまうと、自分がどの領域に進みたいのかがブレてしまいます。

そのため、面接官に軸が伝わりにくくなり、結果として通過率が下がってしまいます。

内定をもらい、転職することが目的になっていないか、今一度注意が必要です。

 

応募自体はエントリーボタンを押せばすぐに行えます。

だからこそ、なぜ転職活動をするのか。転職を通じて何を実現したいのかはっきりさせておきましょう。

転職活動の目的に沿って、応募する業界や職種をある程度絞れば、企業分析も重なる部分が増えますし、職務経歴書や想定回答もパターン化することができます。

 

私の場合、面接回数が10回を超えてきたあたりから、希望職種や業界に応じて回答内容を柔軟に切り替えられるようになりました。

インプットも大切ですが、繰り返し声に出す機会が増えたことで、知らず知らずのうちに理解度が深まったのだと思います。

 

私の媒体別通過率について

参考までに、私の媒体別通過率を載せておきます。

()内の%は、一つ前のフェーズを母数として計算しています。

内定率は応募数が母数です。

 

~type転職エージェント~

応募:12社

書類選考通過:7社(58.3%)

一次面接通過:3社(42.8%)※1社 一次面接辞退

二次面接通過:2社(66.7%)

最終面接合格:1社(50.0%)※1社 最終面接辞退

内定:1/12社(8.3%)

 

doda

応募:13社

書類選考通過:3社(23.1%)

一次面接通過:0社

内定:0/13社(0%)

 

JACリクルートメント~

応募:8社

書類選考通過:5社(62.5%)

一次面接通過:5社(100%)

二次面接通過:3社(60.0%)

最終面接合格:3社(100%)

内定:3/8社(37.5%)

 

~BIZREACH(ビズリーチ)~

応募:1社※スカウト

⇒最終面接通過(100%)

 

~総計~

応募:34社

書類選考通過:16社(47.1%)※スカウト含む

一次面接通過:9社(56.2%)※1社 一次面接辞退

二次面接通過:6社(66.6%)

最終面接合格:5社(83.3%)※1社 最終面接辞退

内定:5/34社(14.7%)

 

媒体別の所感については追って別の記事でご紹介します。

とはいえ、JACリクルートメントさん強しですね。

書類はエージェントが厳選してくれたもののみ紹介を受けるので、通過率はだいたい50%と事前に説明を受けていました。

特定業界に特化した担当者に引き継がれるので、ただ紹介を受けるだけでなく、業界知識や該当企業について教えていただけたことも大きかったです。

 

数字だけ見るとJACリクルートメント一強ですが、これは私のエージェント活用方法が関係しているかもしれません。

type転職エージェントやdodaSaaS業界以外の企業も応募しています。

そのため、通過率に影響が出ている可能性があります。

 

ちなみに、最終的に私が選んだ企業はBIZREACHのスカウト経由の企業です。

エージェントを3社も利用しておきながら、このような結果に収まるとは思ってもみませんでした。

もしBIZREACH経由の1社だけであれば、変にプレッシャーを感じて力を発揮し切れなかった可能性があると振り返ります。

だからこそ私には意味のある戦略でした。

 

「書類選考の通過率はせいぜい10~20%ですよ」

dodaの担当者さんに言われたことを鵜呑みにして、30社ほど応募(6社選考に進む計算)したのですが、私には当てはまりませんでした。

思いのほか書類選考が通過してしまい、ピーク時は11社並行して選考を進める事態に。

実は、元々狙って大量に受けていたわけではなかったのです。

 

しかし、結果的には大量に受けていたからこそ、第一志望の企業へ年収アップという最高の結果で内定をいただくことができました。

確実に再現性をもたらすとは言いづらい内容かもしれませんが、何か一つでも参考になれば幸いです。

 

転職活動を通じてどうしても叶えたい夢があるのであれば、腹をくくり、大量に面接を受けてみてはいかがでしょうか。

 

以上「未経験者が一度の転職活動で何社面接を受けるべきかについて」でした。

長い文章となってしまいましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。

未経験者向け!中途面接で役立つ、困ったら聞いておきたい逆質問5撰

みなさんこんにちは。ゆうです。

このブログでは、30代未経験からSaaS業界へ年収アップで転職した私が、内定を獲得するために実践してきたことについて発信しています。

 

今回は「未経験者向け!中途面接で役立つ、困ったら聞いておきたい逆質問5撰」のご紹介です。

中途面接では、想定質問に対する回答だけでなく、

面接の最後に面接官へ質問したい内容を考えておくことが大切です。

おそらくだいたいの面接で「最後に質問があればお答えしますが、何かございますか?」と逆質問がきます。

質問することが目的とならないよう、しっかりと逆質問の重要性を知ったうえで準備をしましょう。

目次

  • 逆質問は未経験者にとって絶好のアピールチャンス
  • 質問は面接のフェーズに合わせて選ぶ
  • オススメ質問5撰
    1. どういう人が活躍しているか
    2. ビジョンや理念に絡んだ質問
    3. 一日のスケジュールや入社後コミットすべき目標のすり合わせ
    4. 役員から見た上長とメンバーの関係性
    5. どのような人が優秀だと思うか

逆質問は未経験者にとって絶好のアピールチャンス

採用担当者が未経験者を採用する時のハードルは、

採用背景や職種にもよりますが、基本的には高いものだと思ってください。

30代を超えてくると猶更です。

なぜなら、経験者と比べて活躍の再現性を見出すことが難しいからです。

仮に活躍せずすぐに辞めてしまった場合、採用コストばかりが掛かり会社に損失を出してしまいます。

私も書類で何度も落とされましたし、

面接後のフィードバックで「職種が未経験であることがやはり懸念点」と

コメントをいただくことも少なくありませんでした。

だったらなぜ面接をしたのかと悲しくなりますが、

むしろそれはエージェントの推薦を通じてどうにか会ってくれたのでしょう。

その数少ないチャンスで、私がアピールし切れなかったのです。

 

私は御社でも活躍できますよ!と面接でアピールするにあたり、

未経験者の私が特に聞かれたかった質問は、

  • 今回の職種を応募するにあたり、何かご自身で勉強されていることはありますか?
  • なぜ今回の転職活動ではSaaS業界を志望しているのですか?

です。

何も準備していない方からするとヒヤリとする質問かもしれませんが、

私にとってはチャンスでした。

以前の記事でもあった著書「THE MODEL」を読み、

自分なりに勉強して理解度を深めていることをアピールできるからです。

「THE MODEL マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス」福田康隆著

ですが、常に質問されるとは限りません。

内心「なんでここは聞いてくれないんだよぉ」と歯がゆい思いをしますが、

質問されなかったからと諦めてはいけません。

逆質問に絡めてアピールすればいいのです。

 

また、仕事のイメージが落とし込め切れていないことがあれば、積極的に質問することができます。

その会社に入社するつもりがあり、先々のことまでしっかり考えていることが伝わると良いです。

転職がゴールではなく、あくまで転職後活躍することを見据えて面接に臨みましょう。

 

質問は面接のフェーズに合わせて選ぶ

逆質問の重要性について触れましたが、

面接のフェーズに合わせて質問を選ぶ重要性も合わせてお伝えします。

たとえば、最終面接で「現場メンバーの一日のスケジュールを教えてください」

と質問しても、質問の意図が見えてきません。

この人はなぜその質問を投げかけているのか、意図が伝わるような内容にしておくべきです。

理念に共感している人が多い会社か知るために、理念についての質問をする。

求められている内容と自分が認識している内容に相違がないかをすり合わせるために、目標について質問する。

など、質問の前になぜ知りたいのか意図を伝えると受け手もわかりやすいです。

 

オススメ質問5撰

1.どういう人が活躍しているか

読者の方も一度は目にした内容かもしれませんが改めて。

面接官に対して熱意が伝わりやすい質問ですね。

私の場合「いち早く業務を覚え活躍したいのですが」と前置きを入れて質問をしていました。

前置きがあることで、ただありきたりな質問をしていると思われにくく、

私が本当に知りたがっていると思ってもらえた実感があります。

回答内容を吟味し、自分自身も活躍できそうか判断するのにも役立ちます。

 

2.ビジョンや理念に絡んだ質問

ビジョンや理念への共感は新卒採用こそ求められると思われがちですが、

決して中途採用では求められていないわけではありません。

なぜなら、理念に共感している候補者の方が、長く働いてくれそうだと思ってもらえます。

 

また、SaaS企業ならどの会社でも良いという思考で転職してしまうと、

後々理念とのギャップに悩み早期退職となってしまう可能性があります。

せっかくなら自分と気が合う人たちと楽しく働きたいですよね。

 

ビジョンを一期一句覚える必要はあまり感じませんでしたが、

短くキャッチ―な言葉であれば瞬時に言えた方がポイントが高いです。

オススメは、Web面接であれば付箋アプリにメモとして残しておく。

対面であればメモ帳に残しておきましょう。

読み上げながら話すのではなく、いざという時にメモを読み、

記憶から引き出すようなイメージです。

 

3.一日のスケジュールや入社後コミットすべき目標のすり合わせ

いくら企業のホームページや業界に関する本を読んだからといって、

未経験者が一日のスケジュールを完璧にイメージすることは難しいです。

知っていないと評価が下がってしまうと思わずに、

まずは自分で可能な限り調べたうえで、質問で聞くようにしましょう。

この時、質問は現場責任者の面接官にするよう心がけましょう。

 

私も中途採用の一次面接を担当した経験がありますが、具体的な流れを聞かれると、

しっかりイメージしようとしてくれている印象を受けました。

人事部の面接官が対応されることもあるので、

その際は面接後エージェントを通じて聞くことも可能です。

 

未経験者ながらも、話の流れについていこうとする努力が大切です。

あまりにも理解が追いつかない場合は、次の面接までに理解を深めておきましょう。

 

4.役員から見た上長とメンバーの関係性

この質問は主に最終面接で質問しやすい内容です。

アピールというよりかは、未来の職場に対するイメージを深めやすい質問です。

尊敬し合う関係性なのか、適切なフォローが行えているのか、

働くシーンがリアルに見えてくるのでオススメです。

 

私も入社する企業を決める際はこれでもかというくらい慎重になっていました。

当たり障りのない「皆普通に仲が良いですよ」という回答もいただきますが、

内容だけでなく面接官の表情を見ておくことが大切です。

言動と表情に違和感がないか見ておくようにしましょう。

ただ優しければ良いとは私も思っていません。

 

厳しさのなかにも優しさがある会社なのか、顧客満足度を追求するからこそ

本質的な議論が交わされているのか、冷静に見ていきたいポイントです。

 

5.どのような人が優秀だと思うか

こちらも最終面接で質問しやすい質問です。

しかし無難だからと侮ることなかれ。

私は仮にその会社に入社しなかったとしても、会社の役員クラスにまで昇り詰めた

方から聞ける貴重な話として位置付けていました。

 

キーエンス出身の役員の方とお話した際は、

「変化に対して素直に、柔軟にいち早く対応できる人が活躍できる」

とお言葉がありました。

残念ながらその会社とは縁がありませんでしたが、

私もその話に共感できる部分があり、仕事で大切にしたい価値観の一つとなっています。

 

中途面接は体力も精神も厳しい戦いとなります。

せっかく最終面接まで進めたのですから、何か一つでも持ち帰る精神で挑みましょう。

 

 

以上、「未経験者の中途面接で役立つ、困ったら聞いておきたい逆質問5撰」でした。

私が転職活動中参考にしていた著書もご参考までに。

 

新しい転職面接の教科書~「最強の内定」を手に入れる!~ 福山 敦士 著

 

30代未経験者がSaaS業界へ転職するために準備すべきこと3撰

みなさんこんにちは。ゆうです。

このブログでは、30代未経験からSaaS業界へ年収アップで転職した私が、内定を獲得するために実践してきたことについて発信しています。

 

今回は、30代未経験者がSaaS業界へ転職するために準備すべきこと3撰を紹介します。

SaaS業界に行きたいけれども何から始めてよいかわからない。

そんな方はぜひ参考にしてみてください。

実際に、私が3ヵ月でSaaS業界へ転職できた経験を振り返り、やってよかったと個人的に思っている内容をまとめています。

 

目次

  1. SaaS業界について知る
  2. 営業プロセスについて理解
  3. スキル・経験の棚卸

 

転職が決まった時、周りの人から「次はどんな仕事をするの?」と聞かれ、

SaaS業界でカスタマーサクセスをやるよ」と答えるのですが、結構な確率で「サース?聞いたことない...」と言われます。

悲しい気持ちになりますが、知ってる人は知っているものの、まだまだ世の中的には認知されていない業界なのだと、この経験を通じて思いました。

もしかすると私の周りがたまたまそうだっただけかもしれませんが(笑)

 

つまり何が言いたいかというと、これからますます注目されるようなSaaS業界への転職は今が狙い目です。

これが5年、10年と経過すると、人材も飽和し、未経験者が滑り込めるイスが少なくなります。

もしくは、すでに仕組み化が行き渡り、スキルを持たない人材でも行える仕事にしか携われない可能性があります。

今のうちからしっかりと準備を整え、SaaS業界への転職を成功させましょう。

 

1.SaaS業界について知る

SaaS」は「Software as a Service」の略で、私が理解する時にイメージした内容は、クラウド(インターネット)上で顧客にソフトウェアを提供するサービスです。

私が前職で経験したSaaSプロダクトでは、インターネット上で勤怠管理ができるサービスがありました。

パソコンを普段から仕事で使う方は、GoogleスプレッドシートGoogleドキュメントなんかをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

 

そんなSaaSプロダクトを提供する企業は、サービスを利用していただいた顧客に対して、継続して利用した分料金を支払っていただくサブスクリプション定期購読、継続購入)型のビジネスモデルを基本的には採用しています。

代表的なサービスでいえば「Netflix(ネットフリックス)」が挙げられ、一定料金を支払えばドラマや映画、アニメなどが見放題といったモデルです。

 

インターネットでSaaSサブスクリプションといったワード、もしくは気になるサービス名で調べてみると全体像が掴めるのでオススメです。

2.営業プロセスについて理解

これまでの一般的な営業は、自分でアポを取り、自分で契約を取り、契約後も自分でフォローを行っていました。

SaaS企業では営業プロセスごとに役割を明確にし、部門同士協力しながら営業活動を行っています。

その営業プロセスが通称「THE MODEL(ザ・モデル)」と呼ばれているのですが、就職活動中に読んだ本はこの一冊のみです。

「THE MODEL マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス」福田康隆著

THE MODELはSaaS業界ではかなり有名な営業プロセスなのですが、ざっくり一言で言ってしまうと、セールスフォース社というSaaS業界の超有名企業が実践しているフレームワークです。

現職を続けながらという方であれば、何冊も読んでいる暇はないと思います。

SaaSの営業プロセスについて網羅的に語られているので、営業プロセスの理解であればこの一冊を読めば十分です。

法人営業経験がないことが私にとって大きなハンデでしたが、面接中にTHE MODELを読み学んでいることを伝え、手ごたえを感じた場面もありました。

「入社後どんなことがしたい?」「数年後はどんなキャリアを描きたい?」という未来について聞かれる質問に対して、具体的な回答ができたのもこの本を読んだからだと言えます。

私はTHE MODELを読みその画期的な営業プロセスに惹かれ、SaaS業界に絞り転職活動を行いました。

 

3.スキル・経験の棚卸

30代になると、20代と比べて即戦力として活躍できるかどうかが問われます。

即戦力として活躍しないといけないのに、未経験者は何をアピールすべきなのかと悩んでしまいますよね。

面接へ進むためにも職務経歴書を仕上げないといけません。

いざ書こうと思いパソコンと向き合ったものの、なかなか作成が進まず私も非常に苦労しました。

 

結論、未経験者の場合、職務経歴書を採用担当者が読み、

・希望職種で必要とされるスキルと同等のポテンシャルを秘めている

・受動的ではなく、能動的に仕事ができる人

と思ってもらえるようなアピールを盛り込みたいです。

 

希望職種の経験はなくても、これまでの仕事の延長線上にあるのであれば、

採用担当者も活躍をイメージしやすいです。

また、即戦力として成果を上げられるイメージを湧かせるために、

能動的に仕事ができる人材であることをアピールしましょう。

課題に対して取り組み結果を出した経験や、成果をどのようにして達成させたのかを具体的に書けると良いですね。

 

採用担当者も期待ができる応募者でないと会おうとは思いません。

まずは会ってみたいと思わせることが大切です。

 

とはいえ、いきなり職務経歴書を作成するのは大変です。

なのでまずは自分のスキルや経験の棚卸を行います。

 

私の場合、スキルは主に

  • 個人営業
  • カスタマーサポート

経験は

  • 管理職(マネジメント業務)経験
  • 営業成績の改善
  • カスタマーサポートの応対品質向上
  • 中途採用の一次面接担当
  • アルバイトスタッフの採用・育成

 

と書き出しました。

 

私はリユース業界で、中古品を主に個人相手から買い取る営業職からキャリアがスタートしました。

その後、店長職を経験し、カスタマーサポートセンターへ管理職として異動。

管理職では予実管理や所属メンバーのマネジメント業務に励む毎日でした。

 

バリバリ法人営業をやっていたわけでもなく、IT業界に身を置いていたわけではありません。

年齢もすでに30歳を超えており、リーダー経験を積んでいるからといって明確な強みになったというわけではないです。

 

だからこそ、経験が重要になってくると私は振り返っています。

経験から能動的に課題を見出し、解決できる人間だと思ってもらうのです。

これは書くほどでもないなと自分では思ってしまうかもしれませんが、そんな気持ちは一度捨てて思いつく限り書き出してみましょう。

 

一通り洗い出したら、次はそこから希望職種に”活かせそうな経験”を深堀りしていきます。

 

例えば私の場合、個人営業は行っていましたが、

何度も調整を行い契約まで結びつけるような法人営業は行ったことがありませんでした。

ですが、

  • 営業における所作やマナー
  • 予算から逆算した目標設定に基づく営業活動
  • 顧客との関係性構築

の3つは、法人営業でも確実に生かせると考えました。

 

反対に、法人営業だからこそ経験できる

  • 決裁者クラスとの折衝経験
  • 関係者間の調整業務

 

や、リユース品のような有形商材ではなく、無形商材だからこそ経験できる

  • クライアントの課題ヒアリングに基づく解決策の提案

はこれまで行ったことがありません。

 

このように、自分に足りない経験を明確にすることが大切です。

明確になっているからこそ、別のエピソードでアプローチが行えます。

面接でも間違いなく聞かれる内容なので、あらかじめ回答を想定しておくことにも役立ちます。

 

 

以上が「未経験者がSaaS業界へ転職するために準備していたこと3撰」でした。

これからも未経験からSaaS業界への転職を考える方に役立つ情報を届けてまいります。

読んでいただきありがとうございました。

二度転職活動に挫折した後、転職成功・年収アップした話

はじめまして。ゆうです。

このブログでは、未経験から転職成功・年収アップへ至るまでに、私が実践してきたことについて発信しています。

人生初となる今回の記事は、これまでの転職活動についてまとめています。

 

目次

  1. 最終面接に臨むも2社とも不採用
  2. 二度目の転職活動もあえなく撃沈
  3. 未経験からSaaS企業へ転職成功

 

1.最終面接に臨むも2社とも不採用

2017年5月6日、某大手人材紹介会社の最終面接に落ちました。

毎日0時を超える職場環境に限界を感じ、ただ現状から逃げ出したかっただけの転職活動。

どう頑張っても終わらない業務量。対応が遅れ顧客から怒られる毎日。ゴミ屋敷のような家に行き、埃まみれの中古品を運び出す仕事。

でもこれさえ受かればやっと終わりを迎えられる。

それだけが希望で転職活動を続けましたが、現実は甘くありませんでした。

 

~お見送りの理由~

■良い方という印象は持ったものの、線が細く、当社向きではない印象を受けました。

■表情、目線から暗い印象を持ったのが、気になりました。

■話し方が堅く、また不自然で、人材営業向きではない印象を持ちました。

■強みのPRが幼すぎます。

⇒お人柄、求めるスキルタイプが合わず、お見送りといたします。

残念ですが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

私が落ちた時にもらったフィードバックです。

いつ読んでもドキっとする内容です。

メールには丁寧に「多少厳しい内容のフィードバックとなりますが、今後の選考のためお役立てください」と付け加えられていました。

ですが、私にとっては多少などでは片づけられないほどショックな内容でした。

”線が細い”のは特にコンプレックスを抱いていた私の特徴で、会って間もない人から面接後のフィードバックとして言われるとは夢にも思っていませんでした。

最終面接まで進んで"線が細い"で落とされてしまうなんて(それ以外が致命的だが)。

面接終了5分後、あっさり”不採用です”と言い渡され帰ることになるとは。

はるばる名古屋から東京まで来たのになんて理不尽なんだろう。

けれども、これで面接はおしまいです。

相手に採用したいと思わせられなければ落ちます。

当たり前ですが、当時の私はそんな簡単なことさえも理解していませんでした。

 

続く別企業の最終面接。同じく大手人材紹介会社。

あっけなく落ちました。

面接中に「これはもうダメだろうな」と思えるくらい手ごたえがありませんでした。

いただいたフィードバックも先ほどより納得感のある内容だったのを覚えています。

 

最終面接2社立て続けの不採用。完全に当時の私は心が折れました。

到底受け入れられない現実でしたが、受からないのであれば当然現職を辞めるわけにもいかず、無理やり自分を奮い立たせるような形で続けました。

いつか採用しなかったことを後悔させられるくらいに成長してやる、そう意気込んだものです。

こうして一度目の転職活動は幕を閉じました。

 

2.二度目の転職活動もあえなく撃沈

時は流れて2020年。

現職を続けたことで役職にも就き、今なら転職でステップアップを目指せるのではないかと息巻いて二回目の転職活動を行いました。

結果は3社二次面接落ち、1社最終面接落ち

惨敗です。

一度目の転職活動では、人材紹介会社の営業中心に受けていました。

二度目は物流系メインに、コンサルティング会社を片っ端から受けるような活動でした。

今思えば軸がなく完全にブレてしまっています。

これでは受かるわけないよ、と当時の私に言ってやりたいです。

 

当時の私は、転職なんて一生できないのでは?と嘆いていました。

一度目の転職活動の辛い記憶はすっかりトラウマになっており、二度目の活動にも影響を与えるほどでした。

現職が一番合っているんだと自分を変に正当化するような真似までして、無駄に長く居座ってしまったと今でも後悔しています。

 

3.未経験からSaaS企業へ転職成功

そんな私ですが、未経験ながらもSaaS系企業へ年収アップ”という形で転職に成功しています。

前職はリユースベンチャー企業の店長職。

言ってしまえばアルバイトスタッフさんのマネジメント業務がメインです。

傍から見ても決して華やかな職歴とは言えません。

 

転職に成功して思ったのは、これまで挫折した二度の転職活動は起こるべくして起きたということです。

  • 現実逃避が主な理由の"逃げ"の転職活動
  • 憧れだけで決めていた志望業界/職種
  • 忙しいを言い訳にしてやらなかった事前準備

これでは面接で自分の魅力を上手く伝えることはできません。

なぜを深堀し、転職活動における軸をしっかり定めておく必要がありました。

 

このブログでは、転職活動成功へ至るまでに私が実践してきたことについて発信をしていきます。

  • これから転職を考えている人
  • 転職活動中で行き詰っている人
  • SaaS業界に興味がある人
  • 未経験でもキャリアチェンジを成功させたい人

に役立つ情報をお届けできればと思います。

 

人生初となる今回の記事投稿では、私のこれまでの転職活動について紹介させていただきました。

今後もよろしくお願いいたします。